AWS Jamに参加してきました

こんにちは、中山( @k1nakayama ) です。

今日は、4年ぶりのリアル開催となったAWS Summit Tokyo 2023に参加してきました。
初日は基調講演とAWS Jamというイベントに参加してきましたので、少しAWS Jamについてや、そこでの気づきなどをレポートしたいと思います。
ただし、残念ながらイベントの特性上、具体的な課題の内容を記載することが出来ないので、予めご了承ください。

AWS Jamとは

AWSの様々なユースケースに沿って課題を解決していく実践型のイベントです。基本的には、今回のAWS Summitや、AWS re:Invent、AWS re:InforceなどのAWSが主催するイベントで参加できるほか、クラスルームトレーニングとして提供されていたりもします。与えられた課題毎にAWSアカウントが作成されて、そこには様々な問題が起きています。それらをAWSコンソールなどを直接操作し、問題を解消していくようなイベントです。当日その場で組まれたチームメンバー4名と一緒に課題に挑戦していきました。

目的として3つ掲げられています

楽しむ

AWS Jamは、チーム対抗型イベントになっており、今回は当日入場時に抽選でチームを決め1チーム4人で進める形となりました。与えられた課題を解いていくと、その課題の難易度に応じたポイントがチームに入ります。また、解き方がわからない課題については、Clueというヒントを見ることが出来ます。ただし、Clueを使うとチームのポイントが減るペナルティを受けます。こうしてポイントを稼いでいき、時間内にどのチームが一番多くのポイントを獲得できたかを競いながら楽しく進めることが出来ます。

学べる

課題は様々な種類の課題が用意されています。セキュリティやネットワーク、ストレージ、サーバーレスなどなど。。もちろんこれらの課題を解決していくために、もしかしたら普段あまり触る機会がないサービスを触っていくことになるかもしれません。このような機会を通して、実践的に課題を解決して学んでいくことが出来ます。

検証する

普段からAWSサービスをある程度触っている場合でも、実際に様々な形で課題が出され、対応していくと、実はあまり理解できていなかった点を認識することができたり、実践を通して自分の知識レベルを確認して理解力を付けていくことが出来ます。

モブワーク/ペアワーク

今回のAWS Jamは、チームメンバー全員が上記に掲げられている目的を達成するためにも、ソロで課題を解決していくのではなく、チーム全員(モブ)またはペアで進めていくことがルールとして提示されていました。モブの場合はドライバ(PCを操作する人)が1人に対し、ナビゲータ(操作内容を指示する人)が3人、ペアの場合もドライバ1人に対し、ナビゲータ1人といった形で進めます。ナビゲータは原則としてPCを操作してはいけません。

この3年間は特にテレワークになっていた上、普段から教える際に、自分の画面を使って自分が操作をしながら教えることが多かったため、ナビゲータとして的確な指示を与えていくことの難しさを実感しました。また、自分がドライバの際にも、自分だけでどんどん進めてしまってはいけないのに、ついつい自分の意思で動かしたくなってしまいます。

AWS Jamが提供してくれる元々のAWSの課題に対する解決力を付けていくこともメリットですが、今回私が参加してみて一番勉強になった(気づきを得られた)のは、このペアワークでのコミュニケーションでした。このペアワークでのコミュニケーション力を付けていくことが出来ると、チームの育成もより効果的に行えるのだろうと思いました。

結果

私のチームは「カチコミ – Glue」だったのですが、惜しくも3位!
優勝は出来ませんでしたが、楽しい時間でした。

ちなみに、AWS JamはAWS Skill Builderからも体験できるようです。(個人だとAWS Jamの課題を個人的にいくつか体験できるようですが、チームサブスクリプション(50人以上の組織)では、AWS Jamイベントを自分たちの会社で開催することができちゃうようです。

気になった方は、是非機会を見つけて参加してみてはいかがでしょうか?

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